生存時間型アウトカムに対する単群試験のデザイン

  • 横田 勲
    北海道大学大学院医学研究院医学統計学教室

説明

<p>小児がん分野では,新規治療戦略の有効性を評価するため,イベント発生までの期間をエンドポイントとした単群試験がしばしば計画される.ヒストリカルコントロールから設定した閾値を用いて試験を計画する際に,パラメトリック法とマイルストン法が代表的なデザインとなる.ヒストリカルコントロールが存在しない場合のように予後を記述することが目的であるならば,精度ベースのサンプルサイズ設計を伴うデザインが採用される.本稿ではこれら試験デザインの特徴やサンプルサイズ設計に必要な情報,試験結果の解釈について解説する.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609803594112
  • NII論文ID
    130007795825
  • DOI
    10.11412/jspho.56.429
  • ISSN
    21895384
    2187011X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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