外洋から沿岸に向けたモデリングの取り組み

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タイトル別名
  • Modeling Efforts from Open Ocean toward Coastal Seas
  • ガイヨウ カラ エンガン ニ ムケタ モデリング ノ トリクミ

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抄録

海流予測の現状と今後の方向性について考察する.陸棚域の外側(外洋)では,衛星観測,現場観測と,数値モデルの 組み合わせにより,直径100km 以上の中規模渦を再現し,その挙動を予測することが可能になっている.今後予想され る,「面的」海面高度観測衛星の登場により,中規模現象の把握はおおよそ完成すると期待できる.しかし陸棚域の内側 (沿岸)については,現況を把握するための観測データが不足している.それを克服するための手段の一つとして,漂流 ブイと内航船による観測の活用を提案する.

収録刊行物

  • 沿岸海洋研究

    沿岸海洋研究 52 (2), 131-137, 2015

    日本海洋学会 沿岸海洋研究会

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