高濃度 PCB 廃棄物処理の経緯と期限内処理完了に向けて

書誌事項

タイトル別名
  • History of PCB Waste Management in Kitakyushu City and Efforts to Meet the National Target Deadline
  • コウノウド PCB ハイキブツ ショリ ノ ケイイ ト キゲン ナイ ショリ カンリョウ ニ ムケテ

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説明

全国初の高濃度PCB廃棄物の処理施設が北九州市民の理解と協力のもと,北九州市に立地し,2004 年 12 月から処理が進められてきた。本市は,市内の高濃度 PCB 廃棄物の処理の完了に向けて,掘り起こし調査を全国に先駆けて行ってきた。この調査では,調査対象事業者を自家用電気工作物の届出事業者のみとするのではなく,市内のほぼ全事業者とした。アンケート調査表の未回答事業者に対しての再アンケートの実施,電話調査,事業所立入といったフォローアップも行った。調査において処理対象物を見逃しやすい場所等の情報を事業者へ提供することも重要であった。このような取り組みを 2008 年度から 2012 年度にかけて計 4 回,延べ約 50,000 事業者に対して実施した結果,本市における処理対象物の把握はおおむね完了することができた。

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