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- Takahashi Hirotaka
- Proteo-Science Center, Ehime University
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- Yamanaka Satoshi
- Proteo-Science Center, Ehime University
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- Tokunaga Fuminori
- Department of Pathobiochemistry, Graduate School of Medicine, Osaka City University
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- Sawasaki Tatsuya
- Proteo-Science Center, Ehime University
Bibliographic Information
- Other Title
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- ヒト脱ユビキチン化酵素タンパク質アレイの開発とその応用例
- ヒト ダツユビキチンカ コウソ タンパクシツ アレイ ノ カイハツ ト ソノ オウヨウレイ
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Abstract
脱ユビキチン化酵素(DUB)は,タンパク質分解やシグナル伝達の活性化などのユビキチン化修飾を介した細胞応答を負に制御する重要な因子として注目されている.また,DUBの高発現や異常な活性化が,がんや神経疾患などを誘導することが明らかとなっており,創薬ターゲットとしても注目されている.我々はコムギ無細胞系を用いてヒトのDUBの約8割を網羅する83種類の組換えタンパク質を合成し,DUBタンパク質アレイを作製した.このDUBタンパク質アレイについて,8種類の重合様式の二量体ユビキチンを基質として,76種類のDUBについて活性を検出し,そのユビキチン鎖特異性を明らかにした.さらに,このDUBタンパク質アレイを応用することで,DUBを阻害する化合物のDUB特異性評価パネルを作製した.
Journal
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- 生化学
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生化学 92 (1), 64-74, 2020-02-25
公益社団法人日本生化学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609807786880
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- NII Article ID
- 40022176112
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- NII Book ID
- AN00126072
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- NDL BIB ID
- 030289170
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- ISSN
- 00371017
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Disallowed