FOLFOX療法・FOLFIRI療法

  • 間宮 敬子
    信州大学医学部附属病院信州がんセンター緩和部門
  • 平林 高暢
    信州大学医学部附属病院麻酔科蘇生科

説明

FOLFOX療法はフルオロウラシル,レボホリナート,オキサリプラチンからなり,FOLFIRI療法はFOLFOX療法のオキザリプラチンをイリノテカンとした化学療法である.両者とも進行・再発大腸がんの化学療法として開発され,FOLFOX療法は術後化学療法としても用いる.適応は大腸がんに加え,FOLFOX療法では小腸がん,胃がん,食道がん,膵がんであり,膵がんについては,両者を組み合わせたFOLFIRINOX療法も行われる.副作用として骨髄抑制,悪心・嘔吐,口内炎,味覚異常,手足症候群,脱毛のほか,FOLFOX療法ではオキサリプラチンによる末梢神経障害,FOLFIRI療法ではイリノテカンによる下痢がある.

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 56 (3), 240_2-240_2, 2020

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609809052928
  • NII論文ID
    130007804246
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.56.3_240_2
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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