書誌事項
- タイトル別名
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- Carbon Formation and Active Site of Alumina Supported Platinum Catalyst in Steam Methane Reforming Containing Sulfur
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説明
<p>メタン水蒸気改質(SMR)反応を0.1~2.0 wt% Pt/α-Al2O3触媒を用いて10 ppmのジメチルスルフィド(DMS)を含む条件と含まない条件で行った。DMSを含む場合は初期に劣化が生じるが失活には至らなかった。DMSの供給を停止すると活性は完全に元に戻った。DMSを含むガスの場合は1.0~2.0 wt% Pt/α-Al2O3触媒上のPtはシンタリングして炭素析出を促進した。このシンタリングと炭素生成挙動はSMR反応と無関係であった。一方,Pt担持量が0.1 wt%だと炭素析出は起こらなかった。これらの結果からPt/α-Al2O3触媒上には三つの活性サイトが形成されたと考えた。一つ目はDMSの影響を受けない活性点,二つ目はDMSにより活性を失うがDMSの供給を停止すると完全に再生する活性点,三つ目はSMRの活性点ではなくシンタリングしたPtがメタン分解を促進して炭素を生成する活性点である。</p>
収録刊行物
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- Journal of the Japan Petroleum Institute
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Journal of the Japan Petroleum Institute 63 (2), 89-95, 2020-03-01
公益社団法人 石油学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609809202432
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- NII論文ID
- 130007804572
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- NII書誌ID
- AA11590615
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- ISSN
- 1349273X
- 13468804
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- NDL書誌ID
- 030294077
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可