書誌事項
- タイトル別名
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- This survey of Children of Deaf Adults (CODA) was conducted to determine their roles in Interpretation for Deaf Parents and related factors.
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抄録
<p>要旨: 聴覚障害者の親をもつ健聴児 (CODA) 104例を対象に, 親への通訳役割の実態と課題について後方視的に調査を行い, 関連する要因を検討した。その結果, CODA は幼児期 (平均6.48歳) から親の通訳役割を担い, 通訳は生活の多岐にわたり, 併せて親の代理交渉を伴うなど, 成長期に心理的負担となっていた。聴覚障害の親との会話では, 手話法が92例 (88.5%), 聴覚口話法が74例 (71.2%) であり, 一方で身振りや筆談等が併用され, 会話が十分に成立する例は半数と少なく, 会話に課題が示された。重回帰分析により通訳頻度には, 両親が聴覚障害者, 通訳開始年齢が低いという変数が関与し, 親子の会話には, 両親が聴覚障害者の変数が関与した。聴覚障害の親に対しては養育への早期支援, 小児期の CODA に対しては, 通訳負担の軽減と心理的ケアおよび親子の円滑な会話成立の支援が必要であり, 当事者組織や関係する専門家による的確な助言や支援体制の整備が喫緊の課題であると示唆された。</p>
収録刊行物
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- AUDIOLOGY JAPAN
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AUDIOLOGY JAPAN 63 (1), 69-77, 2020-02-28
一般社団法人 日本聴覚医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609811831168
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- NII論文ID
- 130007808270
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- ISSN
- 18837301
- 03038106
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可