書誌事項
- タイトル別名
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- Properties of Potassium Acetate Dihydrate as a Latent Heat Storage Material
- サクサン カリウム 2スイエン ノ センネツチクネツザイ トクセイ
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抄録
<p>水和塩系の化合物は単位体積当たりの蓄熱密度が高いことから,潜熱蓄熱材として期待されている.しかし,冷房空調用に適した温度範囲273–303 Kに融点を有するものは少なく,選択の範囲が限られていた.このため,新たな潜熱蓄熱材候補となりうる水和塩の探査を目的として,本研究では酢酸カリウムの水和物について温度と水和数との関係を検討し,潜熱蓄熱材としての可能性を調べた.まず,酢酸カリウム水溶液の直接観察の結果,一般に知られる0.5および1.5水塩の晶析特性を確認した.また,冷却温度を229 Kまで低下することによって酢酸カリウム2水塩が晶析することが示唆された.晶析した2水塩の融点は291 Kで,潜熱量は135 kJ/kgであった.この潜熱量の数値は,水和塩系で285–294 Kの範囲内に融点を有する他の冷房空調用途の候補素材6種のうちのほぼ中間的な位置にあり,それらと遜色がないことがわかった.</p>
収録刊行物
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- 化学工学論文集
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化学工学論文集 46 (2), 33-40, 2020-03-20
公益社団法人 化学工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609814378880
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- NII論文ID
- 130007812306
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- NII書誌ID
- AN00037234
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- ISSN
- 13499203
- 0386216X
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- NDL書誌ID
- 030337736
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可