書誌事項
- タイトル別名
-
- Measurement of Multi-attribute VSL considering Constant Relative Risk Aversion based on Happiness Survey in Japan
説明
<p> 本研究では,一般的な死亡リスクを対象とし,理論的に整合的な統計的生命の価値(VSL)を計測するために,幸福度調査からデータを収集し,順序反応モデルを用いて幸福度関数を推定した.本研究で得られた知見は以下の通りである.(1) 相対的リスク回避度が1の場合(対数型効用関数),平均VSLは約6,912万円,一方で相対的リスク回避度が1.260の場合,平均VSLは約7億3,521万円とそれぞれ計測された.(2) 先行研究のように,年齢別のVSLは20代から50代までは増加するものの,60代で減少に転じ,VSLが逆U字型の形状を示す結果となった.(3) 子供や孫の有無,配偶者の有無,世帯人数,居住地といったさまざまな属性も,少なからずVSLに影響を及ぼすことが示唆された.</p>
収録刊行物
-
- 土木学会論文集G(環境)
-
土木学会論文集G(環境) 75 (5), I_201-I_209, 2019
公益社団法人 土木学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390846609819268608
-
- NII論文ID
- 130007821933
-
- ISSN
- 21856648
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可