50年経過したアルミナセメントコンクリートの耐久性

  • 島崎 大樹
    デンカ株式会社 青海工場セメント・特混研究部(〒949-0393新潟県糸魚川市青海2209)
  • 森 泰一郎
    デンカ株式会社 青海工場セメント・特混研究部(〒949-0393新潟県糸魚川市青海2209)
  • 笹川 幸男
    デンカ株式会社 生産・技術部(〒103-8338東京都中央区日本橋室町2-1-1)
  • 坂井 悦郎
    東京工業大学 大学院物質理工学院材料系(〒152-8552東京都目黒区大岡山2-12-1)

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON DURABILITY OF CALCIUM ALUMINATE CEMENT CONCRETE AT THE AGE OF 50 YEARS

説明

<p>アルミン酸カルシウムを主成分とするアルミナセメントは、ポルトランドセメントに比べて早強性、耐火性、そして化学抵抗性に優れている。一方で養生温度により水和物のコンバージョンが起こり強度低下することが指摘されている。本研究では材齢50年が経過したアルミナセメントコンクリートのブロックからコア供試体を採取して、その特性を調査した。アルミナセメント単味のコンクリートとフライアッシュを混和したコンクリートを比較すると、後者のほうが経時による強度低下が抑えられていた。フライアッシュを混和することで安定なストラトリンジャイトが生成し、コンバージョンが抑制されたものと考えられる。</p>

収録刊行物

参考文献 (3)*注記

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