けい酸塩系表面含浸工を施工したモルタルのビッカース硬度分布に関する一考察

  • 近藤 拓也
    高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科(〒783-8508高知県南国市物部乙200-1)
  • 宮里 心一
    金沢工業大学 工学部環境土木工学科(〒924-0838石川県白山市八束穂3-1)
  • 西野 英哉
    富士化学株式会社 テクニカルセンターTeam21(〒509-9132岐阜県中津川市茄子川字中垣外1683-1880)
  • 横井 克則
    高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科(〒783-8508高知県南国市物部乙200-1)

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON VICKERS HARDNESS DISTRIBUTION OF MORTAR WITH SILICATE TYPE SURFACE PEMETRANTS

抄録

<p>けい酸塩系表面含浸材が反応したセメント硬化体は、その部分の強度が増加する。この性質を利用し、ビッカース硬さ試験を用いた改質深さの推定方法が提案されている。本論文では、けい酸塩系表面含浸材の反応に関わるモルタルの水セメント比や中性化の有無、およびけい酸塩系表面含浸材の使用量を要因として、モルタル表面から深さ方向にビッカース硬さ試験を実施し、その傾向について考察した。けい酸塩系表面含浸材を施工すると、全ての供試体においてビッカース硬さが増加した。しかし、水セメント比と改質深さおよびビッカース硬さ増加量には明確な相関が見られなかった。また使用量の増加に伴い改質深さが増加する傾向が得られた。</p>

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参考文献 (2)*注記

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