造形ワークショップの実践を通した子育て支援における「重層的な関係」の構築

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書誌事項

タイトル別名
  • Construction of “Multidimensional Relations” in The Child-Rearing Support through The Practice of The Workshop
  • 造形ワークショップの実践を通した子育て支援における「重層的な関係」の構築 : 川崎市市民ミュージアムにおける「アートツール・キャラバン」の実践から
  • ゾウケイ ワークショップ ノ ジッセン オ トオシタ コソダテ シエン ニ オケル 「 ジュウソウテキ ナ カンケイ 」 ノ コウチク : カワサキシ シミン ミュージアム ニ オケル 「 アートツール ・ キャラバン 」 ノ ジッセン カラ
  • —From The Practice of The Workshop in Kawasaki City Museum—
  • ―川崎市市民ミュージアムにおける「アートツール・キャラバン」の実践から―

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説明

<p>本研究は,造形ワークショップ・プロジェクト『アートツール・キャラバン』(以下ATC)を対象にして,造形ワークショップにおいて構築される子供と多様な立場の大人による「重層的な関係」の構造原理を分析し,その参画の意味を明らかにすることで,子育て支援の一手段としての造形ワークショップの妥当性を検討するものである。本研究では,「仮説生成型研究」の手法を用いて,3つの実践について「企画・実践・分析」を通して検討を行う。本稿では,実践1を対象にして,仮説として設定した「重層的な関係」における各主体の関係を明らかにする。参加者に対する質問紙調査における感想から,関係性にかかわる記述内容を抽出し,「重層的な関係」における各主体間の関係を解釈・分析した。その結果,仮説として掲げた「重層的な関係」とは,各主体の相互関係性によって生起しているという考察に至った。</p>

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