尾瀬国立公園におけるニホンジカ対策
書誌事項
- タイトル別名
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- Counter-measures against Deer Damage in Oze National Park
- ニホンジカシリーズ 尾瀬国立公園におけるニホンジカ対策
- ニホンジカ シリーズ オゼ コクリツコウエン ニ オケル ニホンジカ タイサク
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抄録
<p>尾瀬国立公園は1990年代頃から本格的な調査でニホンジカの生息が確認されはじめ,貴重な湿原植物の採食や湿原の裸地化が問題視されるようになった。 それらの問題に対して環境省では①行動生態の把握のための調査,②尾瀬内での捕獲及び③モニタリング調査という三本柱による対策を行っている。①については2008年より,GPS首輪によるシカの行動追跡調査を実施し,日光と尾瀬を行き来する個体群の存在が明らかになっている。②については2013年より,尾瀬内のくくりわな及び銃器を用いて尾瀬ヶ原を中心としたニホンジカの捕獲を実施し,2017年は合計43頭を捕獲した。また,秋よりも春,くくりわなよりも銃器の捕獲効率が高いことが分かっている。③については個体数変動,植生被害の把握,裸地の遷移状況の把握及び植生保護柵の効果検討を行い,5 月下旬から6月にニホンジカの湿原への出没が多いことや採食場所を変化させているといったことが分かっており,柵による植生被害防止について一定の効果が認められた。</p>
収録刊行物
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- 水利科学
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水利科学 62 (6), 99-118, 2019-02-01
一般社団法人 日本治山治水協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609821341824
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- NII論文ID
- 130007825254
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- NII書誌ID
- AN00125003
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- ISSN
- 24324671
- 00394858
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- NDL書誌ID
- 029530984
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可