圧縮センシングを用いた高速スピンエコー法 3D頸動脈プラーク撮像の基礎的検討

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  • Study of 3D imaging of fast spin echo method using compressed sensing for carotid artery plaque

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抄録

頸動脈プラーク撮像において圧縮センシング技術を用いたCompressed SENSE(CS)と dS-SENSE(dStream Sensitivity)の画質を比較した.筋肉,脂質,出血を模擬したファントムをdSSENSEとCS factorにより,高速SE-3D-T1WI脂肪抑制で撮像した.なお,CSを用いた条件では,CS factor及びdenoise強度を可変させた.脂質/筋肉と出血/筋肉の組織コントラストはfactor,denoise 強度を変化させても差はなかった.健常ボランティアの血管内腔/胸鎖乳突筋のコントラストはdsSENSE factor1.2とCS factor1.2noに差はなったが,CS factorが小さく,denoise強度が強い方がコント ラストは向上し,Blackbloodに描出された.CSはdS-SENSEと比べ,factorとdenoise強度の変化で組 織コントラストを維持したまま,Blackblood効果が向上した.

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