都市娯楽活動へのアクセシビリティが主観的幸福感に及ぼす影響に関する研究

  • 弓場 雅斗
    京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻
  • 川端 祐一郎
    京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻
  • 藤井 聡
    京都大学大学院 工学研究科都市社会工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • THE IMPACT OF LEISURE ACCESSIBILITY ON SUBJECTIVE WELL-BEING

説明

<p><tt>余暇における都市娯楽活動は人々の幸福感に一定の影響を及ぼすと考えられる.活動場所への移動が必要な娯楽活動も考えられるが,交通手段の利便性が都市娯楽活動を通じて幸福感に与える影響は殆ど明らかにされていない.本研究は,余暇における都市娯楽活動に着目し,活動場所へのアクセシビリティ,活動の頻度,そして主観的幸福感の関係を分析し,検証することを目的とする.また,アクセシビリティ指標としては,移動費や移動時間といった客観的指標のみではなく,場所への行きやすさや交通手段の満足度といった主観的指標を考慮した.分析の結果,主観的アクセシビリティや活動頻度の高さが人々の主観的幸福感を高め得ることが一部の余暇活動で示唆された.また,主観的アクセシビリティが高いほど余暇活動の頻度が多くなる傾向も示唆された.</tt></p>

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

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