緊急手術により救命しえた左胃大網動脈瘤破裂の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Ruptured Left Gastroepiploic Artery Aneurysms Successfully Treated with Surgical Intervention
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抄録
<p>症例は83歳女性。左側腹部痛を主訴に前医へ救急搬送され,腹部造影CT検査で腹腔内出血および左胃大網動脈瘤を認め,加療目的で当院へ転院となった。Transcatheter arterial embolization(以下,TAE)による止血を試みるも,血管の蛇行および狭小化が強く,動脈瘤へのアプローチが困難であったため,開腹手術に移行した。腹腔内には約2,200mLの血液貯留および左胃大網動脈に径3cmと1cmの動脈瘤を認めた。これらの動脈瘤を,大網とともに切除し止血を得た。近年,腹部内臓動脈瘤に対する治療の第一選択は,TAEとなりつつあるが,本症例では,血管の蛇行および狭小化が強く,すみやかに開腹手術へ移行したことが救命につながったと考えられた。</p>
収録刊行物
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- 日本腹部救急医学会雑誌
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日本腹部救急医学会雑誌 39 (3), 549-553, 2019-03-31
日本腹部救急医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609824049280
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- NII論文ID
- 130007831071
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- ISSN
- 18824781
- 13402242
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可