運動する物体にはたらく力を対象としたError-based Simulationの中学校理科における実践利用

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  • Experimental Use of Error-based Simulation for Force on Moving Object in Science Class at Junior High School

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初等力学の問題解決においては,対象としている系にはたらく力の把握が必要であるが,この過程が最も難しいとされており,学習支援の対象として重要といえる.筆者らはこれまでに,このはたらく力を対象とした学習支援として,物体が速度をもたない静止系における力の把握を対象として,学習者の誤りに基づくシミュレーションであるError-based Simulation(EBS)の利用を試みており,授業での利用を通して学習効果の確認も行っている.本研究では,物体が速度をもつ運動系を対象としたEBSによる学習支援効果の調査を授業での利用を通して行った.結果として,事前テストにおける成績と,利用方法により効果が異なることが示された.

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