ユーザ操作の繰り返しを考慮したウィンドウログの解析によるユーザの識別手法
書誌事項
- タイトル別名
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- A User Identification Method by Analysis of User Windows Log, Considering Repetition of User Operations
抄録
本論文では,一般的なセキュリティ・アプライアンス製品で取得されるユーザの操作履歴からユーザを分別し,更にユーザの不正操作やなりすましを検出するための解析手法を提案する.提案手法は,操作記録に残される操作中のタスクの情報にくわえて,ユーザの作業モデルを仮定し,繰り返し操作に着目した操作履歴のパターンを抽出・分析を行うこと特徴とする.分析に際しては,機械学習によるデータ学習によりナイーブベイズ分析器を生成し,データの評価を行った.企業での実オフィス業務でのユーザ操作履歴に対し,ナイーブベイズ分析器によるユーザ判別手法を実施した.本手法の適用により,ナイーブベイズ分析器による自己同一性判定では学習データに対して90%程度の判別率をもつ.これは,バイグラムでの符号化したものに対してユーザ判別手法を適用した場合の学習データに対する判別率の数値67%と比較して,有意な分別精度の向上を得た.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム
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電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J100-D (2), 171-179, 2017-02-01
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846637104427520
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- ISSN
- 18810225
- 18804535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可