体幹屈伸運動の有無が咳嗽時およびハフィング時最大呼気流速に与える影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of trunk flexion-extension movement on peak cough and huffing flow
抄録
<p>【目的】咳嗽およびハフィング時の体幹屈伸運動の有無が呼気流速に与える影響を検討する.</p><p>【方法】健常成人男性20名を対象に,椅子座位にて体幹直立位で固定した方法,体幹直立位から体幹の屈伸運動を許可した方法の双方で咳嗽とハフィングを行い,咳嗽時最大呼気流速(PCF)とハフィング時最大呼気流速(PHF)を測定した.また,胸郭拡張差と体幹可動域も測定した.</p><p>【結果】体幹屈伸運動を許可した方法でPCF・PHFともに,直立位で固定した方法よりも高値を示した(p<0.01).また,各方法間の呼気流速の差と体幹可動域,胸郭拡張率には相関を認めなかった.</p><p>【考察と結論】体幹伸展によって呼気筋群が伸張され,長さ-張力関係から胸腔内圧が高まることでPCF・PHFは高値を示したと考えられる.よって,咳嗽力測定時や気道クリアランス時には体幹屈伸運動を許可することで,より最大の機能が発揮されることが考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 28 (3), 429-433, 2020-04-15
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250104100992
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- NII論文ID
- 130007831816
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- ISSN
- 21894760
- 18817319
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可