寒冷地における性能向上リフォームの適用拡大に向けた研究

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タイトル別名
  • Research on spread of renovation for higher performance in cold climate region

抄録

本研究では,改修前住宅の住宅性能の実態,劣化状況,性能向上リフォーム適用後の劣化状況について調査を行い,また,金銭的な負担軽減策についての検討を行った。その結果,現在の断熱工法が開発された後に建設された北方型住宅であっても結露害が生じている場合が多くあり,改修を行う際には,断熱・気密に配慮した検査,改修工事を行うべきであり,そのような工事を行った住宅は,設計値と同様のレベルが維持されていることがわかった。また,このような工事は通常の改修工事に比べ,高額となるため,リバースモーゲージの活用が有効であるが,札幌市で考えた場合,中央区など地価が高い地域の方が成立しやすいことがわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390848250115279488
  • NII論文ID
    130007851342
  • DOI
    10.20803/jusokenronbunjisen.46.0_143
  • ISSN
    24338028
    2433801X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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