腰部脊柱管狭窄症に対する低侵襲脊椎除圧術および固定術の現状

書誌事項

タイトル別名
  • Current State of Minimally Invasive Spinal Decompression and Fusion Surgery for Lumbar Spinal Canal Stenosis

説明

<p> 脊椎変性疾患の有病者は, 近年の高齢化社会の到来とともに急増している. 近年, 従来法では手術を回避していた高齢患者においても, 低侵襲化された脊椎手術は実施可能となっており, 脊椎変性疾患に対する手術件数は増加傾向にある.</p><p> 脊椎変性疾患は静的要因と動的要因が関与することに加えて, 退行変性によって椎体, 黄色靱帯や椎間板などが解剖学的に変化する点が頭蓋内疾患と異なり, われわれ脳神経外科医が脊椎疾患を診断する際に留意すべき事項である.</p><p> 本稿においては腰椎変性疾患における手術治療の低侵襲化の取り組みについて, 特に腰部脊柱管狭窄症にフォーカスし, 数多い外科的治療の選択肢が存在する現状について紹介する.</p>

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参考文献 (27)*注記

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