簡易な 3 次元延焼シミュレーション手法の開発

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タイトル別名
  • Development of a simple simulation method of three-dimensional spread of fire

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説明

本論文では,十分な解像度を持つ正方形セルを単位とし,大規模火災の延焼状況を一定時間間隔で 3次元空間においてシミュレーション可能な延焼シミュレーション手法を提案する.提案手法の特徴は,建造物の鉛直方向の形状,配置を考慮する事で 3 次元空間での延焼をシミュレート可能にした事である.具体的には,建物の1階基礎部分の標高値を国土地理院発行のDEMデータから求め,各階で独立に延焼状況を更新することにより, 延焼中部分の 3次元的な位置による影響を考慮可能にした.提案シミュレーションモデルを計算機上に実装し,適用例を用いてそれを評価して有用性を確認した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390848250125305600
  • NII論文ID
    130007868474
  • DOI
    10.11371/wiieej.17.03.0_73
  • ISSN
    27589218
    02853957
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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