書誌事項
- タイトル別名
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- Improving the Structure of Concept Maps for Effective Explanatory Activity
- 説明活動を効果的に行うための概念地図の構成の工夫 : 自由地図と象限地図の比較から
- セツメイ カツドウ オ コウカテキ ニ オコナウ タメ ノ ガイネン チズ ノ コウセイ ノ クフウ : ジユウ チズ ト ショウゲン チズ ノ ヒカク カラ
- Comparison between free and quadrant maps
- 自由地図と象限地図の比較から
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抄録
<p>知識を相互に関連付けてより深く理解させるために,概念地図を用いた説明活動をさせた.自由にノードを配置させた自由地図の実践から,説明活動の相手と自分の異同を把握し易くする必要性が示唆された.そこで,概念地図に象限を追加した“象限地図”を開発し,実践を行った.自由地図と象限地図の実践を比較すると,象限地図はノード数が増加した.自分のノードは少ないが,相手のノードが自分より多い学習者は,特に増加した.新規にノードを取り込む要因を検討したところ,象限地図による説明活動は,相手と自分の異同を把握し易いことによって,活発な発話や思考活動を促進することが示唆された.本研究は,概念地図のノード数の変化を指標としたが,その他の要因を含めた検討が必要である.</p>
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 44 (1), 85-93, 2020-07-10
日本教育工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250127718528
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- NII論文ID
- 130007872221
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- NII書誌ID
- AA11964147
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- NDL書誌ID
- 030554184
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可