中高年血友病患者の関節の痛みと装具の使用状況
書誌事項
- タイトル別名
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- An arthralgia and orthoses usage survey among middle-aged hemophilia patients : Survey at a hemophilia rehabilitation examination meeting
- —血友病リハビリ検診会での調査より—
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説明
<p>中高年を迎えた血友病患者の関節の痛みと装具の使用状況を把握し,今後どのような援助が必要になるか検討することを目的に,血友病リハビリ検診会に参加した27名を対象に調査を行った.そのうち21名でいずれかの関節に血友病性関節症の指摘を受けていた.痛みの自覚は,足関節,肘関節,膝関節の順に多く,手関節の痛みの訴えは少なかった.装具の使用状況は,4名が痛みの自覚はないが装具を使用していた.9名で関節の痛みを自覚して装具を使用していた.肘関節装具および足関節装具で使用中断例が多くみられた.今後は,装具使用の中断に至った理由の詳細を調査し,継続的に使用が可能な装具デザインの検討を行っていく必要があると考える.</p>
収録刊行物
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- 日本義肢装具学会誌
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日本義肢装具学会誌 35 (3), 225-228, 2019-07-01
日本義肢装具学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250128218496
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- NII論文ID
- 130007873128
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- ISSN
- 18840566
- 09104720
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可