段階的な目標林型を設定した多雪斜面における木本緑化
書誌事項
- タイトル別名
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- Reforestation on snowy slopes with a phased target forest type
説明
<p>対象とした多雪斜面はブナ林の皆伐、スギの植林後に発生した雪食崩壊の跡地であり、積雪や表土の移動も継続していたため天然更新による水源林の再生は望めなかった。そこで、多雪斜面において水源林を整備する手順として、①積雪および土壌を安定化するために、比高6mの間隔で階段工と土留め工を交互に設け、②工期最終年の1998年に、階段工や土留め工の上の平坦面にハンノキ類(ヤマハンノキ、ミヤマカワラハンノキ、ミヤマハンノキ)とブナおよびダケカンバを交互に植栽した。したがって初期の目標林型はハンノキ類-ブナ等の二段林型である。③その後、ハンノキ類で緩和された環境下でブナおよびダケカンバが徐々に成林するとともにハンノキ類が衰退する。したがって最終的な目標林型はブナ等を主体とした、かつてのような森林を再生することとした。ここでは、こうした手順に従って緑化が行われ、21年経過した施工地における目的の達成状況を調査し、緑化手順としての妥当性について検証を行った。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 540-, 2020-05-25
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250131943168
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- NII論文ID
- 130007880926
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可