SfMを使った動画による作業道の出来形計測

書誌事項

タイトル別名
  • Shape surveying of strip road surface by SfM using movie

説明

<p>動画データを基にSfM(Structure from Motion)技術を用いた作業道の作設作業後の出来形計測を行った。一般的にSfMでは主に多視点から撮影された複数枚の画像が用いられる。このため撮影のたびに立ち止まり,オーバーラップ率に常に注意しながらの撮影が必要となる。本研究では4Kデジタルビデオカメラ1台による歩きながらの動画による流し撮りを行い,このデータを基に作業道の三次元化と出来形計測を行った。SfM処理ソフトは動画ファイルを直接読み込めるPix4Dを用いた。撮影した動画データから約180枚の静止画像が自動抽出され詳細な三次元点群を構築することができた。この際,品質等による画像の選別やマニュアルでキーポイントを設定することなく,すべての画像を自動で合成することができた。最後に,AutoDesk Civil 3DにおいてPC上で出来形計測を行い,縦断図および横断図を作成した。本発表では,動画を基にした点群データの合成精度や出来形計測手法についての検討を報告する。本研究は,農研機構生研支援センター「生産性革命に向けた革新的技術開発事業」の支援を受けて実施した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390848250131972224
  • NII論文ID
    130007880966
  • DOI
    10.11519/jfsc.131.0_603
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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