夏挿ししたオノエヤナギの発根および生存率に影響を及ぼす要因
書誌事項
- タイトル別名
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- Factors affect the rooting and survival rate on the cutting propagation of Salix sachalinensis during the summer
抄録
<p>超短伐期施業による効率的な木質バイオマス生産を目的に、世界各国でヤナギ属の樹木が栽培されているが、日本ではオノエヤナギが対象樹種の一つとして植栽される。一般的に休眠期である早春に植栽されるが、東北地方の多雪地域では融雪の遅れなどにより植栽時期が樹木の活動期である夏になる可能性がある。本研究では、これらの地域での栽培方法を検討するために6月と8月をオノエヤナギに植栽し、発根性や生存率の調査をした。試験は、岩手県滝沢市と山形県鶴岡市の2か所で行った。植栽は露地と潅水装置の付いた施設内で行い、露地では降雨状況を考慮しながら週2回程度潅水をした。穂木の長さは、5cm、10cm、20cmの3種類とした。6週間後に発根率および生存率を調べたところ、6月、8月のいずれの時期においても発根する個体が見られた。20cmの穂木では露地、施設内共に生存率は高かった。10cmの穂木では施設内で生存率が高かったが、5cmの穂木では施設内でも発根・生存率共に低かった。なお本研究は、優良種苗低コスト生産推進事業費補助金「エリートツリー等の原種増産技術の開発事業(3)早生樹の増殖技術の高度化と実用化の開発」の助成を受けたものである。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 705-, 2020-05-25
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250132079488
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- NII論文ID
- 130007881127
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可