書誌事項
- タイトル別名
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- The Relationship between Observation Style and Utterances in Class Review Meetings
- —A Case Study of Two Observations in a Science Class—
- ―理科授業における2つの授業参観を事例として―
抄録
<p>本研究の目的は,理科授業において定点参観と自由参観という参観スタイルと授業検討会の発話の関連を事例的に検討することである。その結果,2つの参観スタイルの授業検討会において,次のことが明らかになった。(1)定点参観では,授業中の子どもの個人思考についての発話が多いと意識する参観者が多く,授業で扱われる教材についての発話や授業における授業者の発問や指導法についての発話が多いと感じる参観者は少ないことが示された。また,自由参観では,参観者自身の発話に関する意識に差は見られないことが示された。(2)定点参観では,学習者を含む複合的な知識領域の発話が有意に多く,自由参観では,学習者単体もしくは学習者を含まない知識領域の発話が有意に多いことが示された。(3)定点参観においては,経験交換ケースの会話が有意に多く,自由参観においては,安易な合意ケースの会話が有意に多いことが示された。</p>
収録刊行物
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- 理科教育学研究
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理科教育学研究 61 (1), 57-66, 2020-07-31
一般社団法人 日本理科教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250132977920
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- NII論文ID
- 130007882692
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- ISSN
- 2187509X
- 13452614
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可