ニコチン依存に対する遺伝因子の関与
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抄録
アルコールなど他の依存性物質に対する依存と同様に、ニコチン依存は、様々な条件の環境要因と遺伝要因が相互に影響する複雑形質と考えられるが、近年の遺伝子解析技術の進歩により、これまで未解明であった遺伝因子が続々と明らかになっている。本稿では、マウスを中心とするニコチン依存の動物モデルの基礎研究とともに、ヒトにおいてニコチン依存の脆弱性または重症度に関与すると考えられる様々な遺伝因子について概説する。
収録刊行物
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- ファルマシア
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ファルマシア 56 (8), 720-723, 2020
公益社団法人 日本薬学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250133533696
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- NII論文ID
- 130007883602
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可