Sentinel1を用いた北朝鮮の水田の面積推定手法の検討

  • 中園 悦子
    東京大学生産技術研究所 人間・社会学部門
  • 竹内 渉
    東京大学生産技術研究所 人間・社会学部門

書誌事項

タイトル別名
  • Study for the method for Estimating the Paddy Field area in North Korea using Sentinel 1
  • Sentinel1 オ モチイタ キタチョウセン ノ スイデン ノ メンセキ スイテイ シュホウ ノ ケントウ

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説明

<p>北朝鮮の稲作について,SAR データである Sentinel1 を用いて水田の面積推定を行 った .対象地は黄海道内の沙里院市近辺である.水田面積推定法の一つ である灌水期 と出穂期の後方散乱値の閾値を用いる手法 を適用したところ,周囲の畑部分に誤差が出ることが分かった.そこで,この誤差を軽減する為に, Lee フィルタの調整を行い,使用するデータの時期を検討した.結果, 6 月の 2 時期と 7月後期, 出穂 期にあたる 8 月中旬以降の 4 データ を使用することで誤差が軽減された .この手法を2015 年~ 2019 年まで適用し,その結果をLandsat による水田面積推定結果と比較した.</p>

収録刊行物

  • 生産研究

    生産研究 72 (4), 315-318, 2020-07-01

    東京大学生産技術研究所

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