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- TANGE Kazuki
- Graduate School of Science and Engineering, Ehime University
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- NOMURA Shinfuku
- Graduate School of Science and Engineering, Ehime University
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- NAKAJIMA Junichi
- Graduate School of Science and Engineering, Ehime University Environmental and Energy Technology Laboratory Co., Ltd.
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説明
<p>現在,主な廃水処理方法は生物処理と凝集沈殿処理の2つである。しかし,染色工場から排出される廃水は,難分解性有機物が含まれているため,十分に処理することができない。この研究の目的は,大気圧下でプラズマを用いた染料廃水の処理を開発することである。メチレンブルー(MB)溶液を染料廃水のモデルとして使用して,脱色における処理特性を調査した。この研究により,MB溶液はプラズマ処理を使用して脱色できることがわかり,変換率はMB濃度と相関していた。放電方式と液温がMBの変換に影響しており,変換率とエネルギー効率を各条件で比較した。反応容器の側面から空気を取り込んだフロー型プラズマは,MBを最も効率よく処理でき,長時間安定して運転できる。このプロセスは,最終的に実際の染色工場から排出される染色廃水を処理するために使用される可能性がある。</p>
収録刊行物
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- 日本エネルギー学会誌
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日本エネルギー学会誌 99 (8), 99-103, 2020-08-20
一般社団法人 日本エネルギー学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250139330048
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- NII論文ID
- 130007892970
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- ISSN
- 18826121
- 09168753
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- 本文言語コード
- en
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可