身体に染みつく技の論理と集落・民族の帰属意識
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- 中村 昇平
- 日本学術振興会・金沢大学
書誌事項
- タイトル別名
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- ジャカルタ郊外の先住者集落におけるブタウィ人の武術実践
説明
本発表は、武術実践を通して醸成される集落の帰属意識が、同時に民族意識に現実味を与える実態を説明する。発祥地が明確に把握されたまま各地に伝播した武術流派がいかにして「集落独自の伝統実践」として実感され、それがいかにして民族意識とつながるのかを、技の「理解」と「改変」への態度から説明する。からだの感覚に染みつくような種類の技法の教授・学習の実践を通して帰属意識が実感され、強化される過程を明らかにする。
収録刊行物
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- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2020 (0), D13-, 2020
日本文化人類学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848647549075584
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- NII論文ID
- 130007903962
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- ISSN
- 21897964
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可