書誌事項
- タイトル別名
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- A HYDRAULIC MODEL EXPERIMENT ON IMPULSIVE WAVE BREAKING FORCE AND VIBRATION OF UPRIGHT SEAWALL AND HINTERLAND
説明
<p> 衝撃砕波力が構造に作用すると,護岸の堤体が振動して地盤に伝搬し,背後地の振動が問題となることがある.そこで本検討では,水理模型実験を実施して波の作用と振動の発生状況を確認した.実験の結果,以下のことが明らかとなった.1)衝撃砕波力が作用すると護岸堤体部で最大6m/s2加速度が発生し,振動が背後地盤へ伝搬した.2)振動は減衰しながら背後地盤を伝搬し,ある特定の周波数の振動のみが伝搬した.3)鉛直,水平方向の振動加速度の位相は半波長ずれており,4)レーリー波として伝播することが明らかとなった.5)また,振動の伝搬を遮断する目的でトレンチを設置したが,振動がトレンチ下部の地中を伝搬するため,顕著な低減効果を得られないことが分かった.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 76 (2), I_121-I_125, 2020
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848647554217984
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- NII論文ID
- 130007910195
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可