海上工事の荒天日定義と工事期間による作業船の供用係数の差異について

書誌事項

タイトル別名
  • DIFFERENCE IN THE SERVCED COEFFICIENT OF WORK VESSELS DEPENDING ON STORMY DAY DEFFINITION AND CONSTRUCTION PERIOD

説明

<p> 漁港魚礁港湾工事において,作業船の供用係数は,工事費を適正に算出するために非常に重要な係数である.供用係数は,重要な港湾については,ナウファスで観測された波高により,作業限界波高から「供用係数の設定について」(平成9年国交省事務連絡)により算定されている.しかし,その他港湾,漁港,魚礁工事においては,その供用係数を準用して,運用されている.本研究では,緯経度0.05度(約5km)格子で降雨量,風速,波高が取得できる沿岸波浪数値予報モデルから,三つ値の作業限界値により特定期間の供用係数を求める供用係数算定できるWEBアプリケーション(以下、WEBアプリとする。)を構築した.漁港及び魚礁工事費を適正に算出するため荒天日の定義及び期間の違いによる供用係数の差異を検討した.また,気象海況条件の悪い工期での発注は,供用係数を大きく変動させることを明らかにした.</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ