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- 清水 聰
- 慶應義塾大学 商学部
書誌事項
- タイトル別名
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- The New Direction of Shopping Path Research
説明
<p>動線調査研究は,RFIDなどの位置情報技術により,新たな研究段階に入ってきている。本稿では,新しい位置情報システムであるQuuppaを用い,ある店舗での消費者の動線を70日間集めた。そしてその動線データと当該店舗のFSPデータと結び付け,消費者の当該店舗との関係性が動線長に与える影響と,動線長そのものを説明する要因を探った。その結果,店舗のロイヤルユーザーは,それ以外の来店者と比べて,1回の買物の動線長が短く,購買金額も高くないことが示された。また動線長を説明する要因には,週末や年末年始,各売場や通路の滞在時間,そしてロイヤルユーザーフラグが影響することが示された。動線調査を行う際に,消費者の視点を入れることの重要性が明らかになった。</p>
収録刊行物
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- マーケティングジャーナル
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マーケティングジャーナル 40 (2), 7-17, 2020-09-29
日本マーケティング学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848647554947456
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- NII論文ID
- 130007911396
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- ISSN
- 21881669
- 03897265
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可