鋼材の腐食速度に与える土壌粒子径分布の影響

  • 大木 翔太
    日本電信電話株式会社 NTTデバイスイノベーションセンタ
  • 峯田 真悟
    日本電信電話株式会社 NTTデバイスイノベーションセンタ
  • 水沼 守
    日本電信電話株式会社 NTTデバイスイノベーションセンタ
  • 岡 宗一
    日本電信電話株式会社 NTTデバイスイノベーションセンタ
  • 津田 昌幸
    日本電信電話株式会社 NTT先端集積デバイス研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Particle Size Distribution on Corrosion Rate of Carbon Steel in Soil
  • コウザイ ノ フショク ソクド ニ アタエル ドジョウ リュウシケイ ブンプ ノ エイキョウ

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説明

<p>粒子径分布が異なる20種類の褐色低地土を用いて,埋設鋼材の腐食速度を交流インピーダンス法で測定した.本研究では,1回の乾湿サイクルにおける腐食速度の経時変化を測定し,その時間積分を土壌の腐食性と定義した.土壌の腐食性は,粒子径分布に依存して大きく異なっていた.これは,形成される粒子間隙の違いが,腐食反応に寄与する鋼表面の濡れ面積と溶存酸素の拡散距離に影響するためと考えられる.</p>

収録刊行物

  • 材料と環境

    材料と環境 69 (4), 102-106, 2020-04-10

    公益社団法人 腐食防食学会

参考文献 (1)*注記

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