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- 河岸 洋和
- 静岡大学農学部応用生物化学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Secondary metabolites of mushrooms as stimulators of nerve growth factor-synthesis
- シンケイ セイチョウ インシ ノ ゴウセイ オ ウナガス キノコ ノ 2ジ タイシャ サンブツ
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説明
<p> NGFを含むニューロトロフィンファミリーは中枢あるいは末梢神経系に重要な役目を担っている.NGFはこのファミリーの中で最初に発見され,NGFの投与によるアルツハイマー病の治療の可能性が示唆されている.しかし,このような栄養因子はタンパク質であり,多くは血中から肝臓に取り込まれ速やかに分解されてしまうことや,血液・脳関門を通過しないという大きな問題点がある.もし,末梢から脳に移行し脳で神経栄養因子の産生を刺激する低分子化合物があれば,これを経口や注射によって投与することによって,神経疾患の予防や治療に用いることができる可能性がある.</p><p> 筆者らはこのような考えに基づき担子菌の抽出物についてin vitroでのNGF合成促進物質のスクリーニングを開始し,ヤマブシタケ子実体からへリセノンC~Hと命名した6種の活性物質を発見した.これは,動物以外から得られた初めての天然活性物質であった.また,この菌の培養菌糸体からはへリセノン類とは全く構造の異なる活性物質エリナシンA~Iを得た.</p><p> 他のキノコからも数種のNGF合成促進物質が得られた.</p>
収録刊行物
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- 日本菌学会会報
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日本菌学会会報 42 (1), n/a-, 2001
日本菌学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848647564626944
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- NII論文ID
- 130007925619
- 10012822512
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- NII書誌ID
- AN00187816
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- ISSN
- 24241296
- 00290289
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- NDL書誌ID
- 5861569
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可