産地におけるアサリ業者の市場対応

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タイトル別名
  • Market Conduct of Little Clam Manager in Producing District
  • 産地におけるアサリ業者の市場対応--中国遼寧省を事例にして
  • サンチ ニ オケル アサリギョウシャ ノ シジョウ タイオウ チュウゴクリョウネイショウ オ ジレイ ニ シテ
  • A Case of Liaoning Province in China
  • 中国遼寧省を事例にして

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抄録

<p>中国において,アサリ産業は1980年代の中ごろから現在まで続いている。この間,主産地である黄海と渤海湾周辺におけるアサリ産業は大きな変化があった。アサリ漁業は広い漁場で多数の業者が参入し,それに関わる産業も複数ある。また資金調達や産地競争など市場活動によるリスクのほか,自然災害によるリスクも大きい。それに,稚貝欠如や漁場管理など養殖技術上の問題も存在するし,水産制度金融や漁業災害補償など制度的不備もある。現在,頻発する斃死や日本市場の消費低迷という厳しい状況に置かれて,各業者は加工品市場や中国国内市場の開拓に力を入れているが,アサリ産業は産業構造の再編成を余儀なくされている。</p>

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