レベル分けによる多要素認証の要否の実現と認証連携の拡張

書誌事項

タイトル別名
  • Enabling Nessesity Multi-Factor Authentication for levels and Expanding the scope of Authentication Federation

説明

<p>茨城大学(以下「本学」)では,Shibbolethとマイクロソフト社のOffice365の認証連携をした統合認証基盤を構築しシングルサインオン(以下「SSO」)環境を整備するとともに,Office365の多要素認証環境も利用してきた.しかし,多要素認証に関してはOffice365のみが対象であり,学内ネットワーク接続時の認証はSSOの対象外となっていた.本稿では,統合認証基盤における認証の要をActive Directory Federation System(以下「ADFS」)からAzure Active Directory(以下「AAD」)へ更新し,多要素認証をOffice365のみならずShibboleth環境でも可能とするとともに,対象サービス等によりレベル分けされた多要素認証の要否の制御も可能とする多要素認証システムを構築した.更に,ネットワーク接続時の認証を認証連携の対象とする拡張を行った.</p>

収録刊行物

  • 学術情報処理研究

    学術情報処理研究 24 (1), 78-84, 2020-12-01

    一般社団法人 大学ICT推進協議会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390849376471886720
  • NII論文ID
    130007949989
  • DOI
    10.24669/jacn.24.1_78
  • ISSN
    24337595
    13432915
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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