捕獲許可及び駆除記録を用いたハクビシン分布情報の可視化

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Visualizing the Information about Masked Palm Civet Distribution (<i>Paguma larvata</i>) using Capture Permission and Extermination Statement

抄録

<p><tt>ハクビシン(</tt>Paguma larvata<tt>)は全国で分布を拡大しつつあり,農作物や家屋等における鳥獣害も増加している。本研究は,市町村による捕獲許可及び駆除会社による情報をもとに,市町村より小さな単位の小地域(町丁・字等)スケールでハクビシンの分布情報を可視化するための手法や課題について明らかにした。本研究を実施した宇都宮市では,捕獲許可及び駆除会社による情報は</tt>2013 <tt>年から</tt>2018 <tt>年の</tt>6 <tt>年間で</tt>326 <tt>件認められ,この内の</tt>254 <tt>件(</tt>77.9%<tt>)が,分布情報を小地域スケールで可視化することが可能な位置情報を有していた。小地域数でみると,ハクビシンの分布情報は</tt>2014 <tt>年以降一貫して増加しており,</tt>6 <tt>年間で市全体の小地域総数の</tt>16.0<tt>%において分布情報が認められた。</tt></p>

収録刊行物

  • 環境情報科学論文集

    環境情報科学論文集 ceis34 (0), 180-185, 2020-12-07

    一般社団法人 環境情報科学センター

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390849376473468160
  • NII論文ID
    130007951582
  • DOI
    10.11492/ceispapers.ceis34.0_180
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ