神経線維腫症1型患者に生じるびまん性神経線維腫の治療の現状と問題点

書誌事項

タイトル別名
  • Current Real-world Status of Treatment and Problems in Neurofibromatosis 1 Patients with Diffuse Plexiform Neurofibroma
  • シンケイ センイ シュショウ 1ガタ カンジャ ニ ショウジル ビマンセイ シンケイ センイ シュ ノ チリョウ ノ ゲンジョウ ト モンダイテン

この論文をさがす

抄録

<p>神経線維腫症1型(NF1)には多くの症候がある.その中でびまん性神経線維腫(DNF)は躯幹に多くみられる傾向があり,整容面の問題や疼痛を伴うことも多いことから患者の生活の質を大きく低下させる.入院して手術を行ったNF1患者の医療費について検討したところ,医療費は入院期間と正の相関が見られたが,皮膚の神経線維腫を切除した患者群とDNF群の間に有意差がなかった.DNFは特殊な腫瘍であり,その臨床的特徴が十分に認知され,適切な治療が行われることを期待したい.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ