1950年代アメリカにおける話題単元・主題単元に対する評価――<i>English Journal</i>誌掲載論考を対象に――

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書誌事項

タイトル別名
  • The Reputation of Topical and Thematic Units in 1950s U.S.: Focusing on Discussions Published in <i>English Journal</i>
  • 1950年代アメリカにおける話題単元・主題単元に対する評価 : English Journal誌掲載論考を対象に
  • 1950ネンダイ アメリカ ニ オケル ワダイ タンゲン ・ シュダイ タンゲン ニ タイスル ヒョウカ : English Journalシ ケイサイロンコウ オ タイショウ ニ

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説明

<p>本稿では、1950年代のアメリカで、主題単元・話題単元がいかに論じられていたのかを検討した。その際、NCTEが編集する、English Journal誌の中で、主題単元・話題単元に言及した論考をすべて抽出し、内容を検討した。</p><p>その結果、当時の見方には、次のことがあった。①学習者の興味、経験、多様性を重視した、言語活動領域を跨ぐ学習として意義づけられていたこと、②当時のアメリカでの課題を乗り越えられ、生徒からも支持されているなどの理由で展開されたこと、③主題と教材との無理な関連付け、能力面、興味の継続などが、留意点とされていたこと。</p><p>これらの内容の一部は、日本に持ち込まれ、主題単元を推奨する論が展開されていったのである。</p>

収録刊行物

  • 国語科教育

    国語科教育 88 (0), 3-11, 2020-09-30

    全国大学国語教育学会

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