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- 前川 龍之介
- 東京海洋大学大学院食機能保全科学専攻
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- 中島 裕人
- 東京海洋大学大学院食機能保全科学専攻
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- POUDYAL Lochan Rajib
- 東京海洋大学大学院食機能保全科学専攻
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- 鈴木 徹
- 東京海洋大学学術研究院食品生産科学部門
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- 渡辺 学
- 東京海洋大学学術研究院食品生産科学部門
書誌事項
- タイトル別名
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- Measurement of heat transfer coefficient during cooling and thawing of fishery produces utilizing ice slurry
- コオリ スラリー オ モチイタ スイサンブツ ノ レイキャク,カイトウ ニ オケル ネツ デンタツリツ ノ ソクテイ
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説明
<p>近年,水産物の冷却に氷スラリーを用いることで品質が向上した,という報告が良く聞かれるが,科学的なデータによる検証例は少ない.そこで,氷スラリーによる鮮魚の冷却と凍結魚の解凍を想定し,金属球を用いて熱伝達率の測定を行った.その結果,冷却,解凍時とも,最初の5秒間は非常に大きな熱伝達率を示したが,10秒以降は液体の強制対流程度の値となった.一方,氷スラリーを強制的に流動させた場合,冷却では10秒以降も5秒までの極めて大きな熱伝達率を維持したが,加熱の10秒以降では強制対流の流速が増加した程度の伝熱促進に留まった.以上より,流動の効果を含めて,氷スラリーによる冷却,加熱の基本的な伝熱特性を把握することができた.</p><p></p>
収録刊行物
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- 日本冷凍空調学会論文集
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日本冷凍空調学会論文集 36 (4), 211-, 2019-12-31
公益社団法人 日本冷凍空調学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390849931318185984
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- NII論文ID
- 130007964552
- 40022127363
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- NII書誌ID
- AA11125910
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- ISSN
- 2185789X
- 13444905
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- NDL書誌ID
- 030196208
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可