被災地復興に果たす土地改良区の地域調整力の実情と今後の展望

DOI 日本農学文献記事索引 Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • The Actual Situation and the Future Prospect of the Role of Regional Coordination by the Land Improvement District for Disaster Area Recovery
  • ヒサイチ フッコウ ニ ハタス トチ カイリョウク ノ チイキ チョウセイリョク ノ ジツジョウ ト コンゴ ノ テンボウ

この論文をさがす

抄録

<p>復興農地整備は東日本大震災の復興に重要な役割を果たしている。その中で受益者などとの調整を担っているのが土地改良区であり,特に換地に関しては,地域の実情に精通した土地改良区でなければ,その実務遂行は難しい。宮城県における復興農地整備で最大の地区数・受益面積を抱える亘理土地改良区において,換地の合意形成と実務に係る労力と時間の削減,事業完了後の施設管理の合理化を目指し,農地基盤地理情報システム(VIMS)を活用した土地改良区換地支援システムを開発した。土地改良区が有する地域・事業コーディネート力は現場では暗黙知として認識されているが,ICTなどの活用を含め形式知化していくことが必要である。</p>

収録刊行物

  • 農業農村工学会誌

    農業農村工学会誌 85 (11), 1021-1024,a1, 2017

    公益社団法人 農業農村工学会

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ