「通信の数学的理論」から言語の情報理論を導く ー きわめて大量だが信頼性の不確かな言語情報と付き合うために

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タイトル別名
  • An Information Theory of Language Transformed from “A Mathematical Theory of Communication” To cope with voluminous linguistic information with uncertain reliability

抄録

<p>21世紀の言語情報は電子化され、電子データの持つ対話的性格により、キーワード検索が可能となった。そのため我々は、「きわめて大量であるが、信頼性が不確かな言語情報」に囲まれて生活するようになった。大量だが信頼性の不確かな言語情報とどのように付き合えば、それらのデータを活用できるのかを考えなくてはならない。そのために提案するのは、デジタル通信に特有の前方誤り訂正である。具体例として、情報理論の古典的著作であるシャノンの「通信の数学的理論」を精読し、さらに著者の人物像、関連するフォン・ノイマンのオートマタ理論を手稿を含めて吟味することで、情報理論の古典に対する前方誤り訂正を試み、新しい時代と状況に対応するためのヒントを得る。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390849931330287232
  • NII論文ID
    130007971263
  • DOI
    10.11527/jceeek.2020.0_321
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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