「朝の活動」が対象者の覚醒状態に与えた影響について
書誌事項
- タイトル別名
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- The impact of morning activities on subjects' alertness.
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説明
本研究では、当施設で実施してきた「朝の活動」が午前中に睡眠状態にあった対象者の覚醒状態に与えた影響について報告するとともに、対象者に生じた覚醒状態の変化と対象者の特性との関係について検討した。調査対象とした午前中に覚醒状態の低い者は、運動機能、精神発達段階ともに低い傾向にあった。これらの対象者は、「朝の活動」を始める前の姿勢変換の段階で覚醒する者と「朝の活動」を実施することで覚醒が促される者とが存在した。この違いには、てんかん発作の重篤さや感覚刺激に対する受け入れの違いなどが関係している可能性が考えられた。
収録刊行物
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- 日本重症心身障害学会誌
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日本重症心身障害学会誌 40 (1), 135-139, 2015
日本重症心身障害学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390849931332768000
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- NII論文ID
- 130007976653
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- ISSN
- 24337307
- 13431439
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可