ディファレンシャルモビリティ
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- BABA Takashi
- Sr. Staff Research Scientist Sciex, Canada
Abstract
ガス中でイオンに電場を印加するとイオンはドリフト運動するが,その速度は電場の強さにほぼ比例し,その比例係数をモビリティという.実際には低電場と高電場でモビリティに差が生じることがあり,その差をディファレンシャルモビリティ(DM)と呼ぶ.DMはイオン種に依存する量であり,これを用いてイオンの選別を行う技術がディファレンシャルモビリティスペクトロメトリ(DMS)である.質量分析では,大気圧イオン源と質量分析器の間にDMSを設置することがある.DMはイオンとガス分子との相互作用に大きく依存するので,気化させたプロパノールなどの分子ガスを添加して,質量分析を適用する試料分子イオンの選択性を向上することができる.
Journal
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- Farumashia
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Farumashia 57 (2), 134_4-134_4, 2021
The Pharmaceutical Society of Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390849931334136704
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- NII Article ID
- 130007979503
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- ISSN
- 21897026
- 00148601
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed