2個の球を手掌で回転させる運動の練習による母指の運動の変化

  • 佐野 紘一
    北須磨病院 リハビリテーション科 関西医療大学大学院 保健医療学研究科
  • 嘉戸 直樹
    神戸リハビリテーション福祉専門学校 理学療法学科
  • 高橋 優基
    神戸リハビリテーション福祉専門学校 理学療法学科
  • 前田 剛伸
    神戸リハビリテーション福祉専門学校 理学療法学科
  • 鈴木 俊明
    関西医療大学大学院 保健医療学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Changes in the Movement of the Thumb with the Practice of Rotating Two Balls with the Palm
  • 2コ ノ タマ オ シュショウ デ カイテン サセル ウンドウ ノ レンシュウ ニ ヨル ボシ ノ ウンドウ ノ ヘンカ

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説明

<p>〔目的〕2個の球を手掌で回転させる運動の練習による,母指の運動範囲と球の軌跡の変化について明らかにする.〔対象と方法〕対象は健常成人11名とした.課題は,2個の球を左手掌で回転させる1分間の運動とした.この運動を1分間1セッションとして3セッション練習し,練習前後の母指の前額面の運動範囲,矢状面の運動範囲,1つの球が手掌上を移動する軌跡長それぞれを比較した.また,練習前と練習3セッション目の球の回転数を比較し運動の習熟を確認した.〔結果〕母指の運動範囲は,練習前に比べ練習後の課題中に減少した.球の軌跡長は練習前に比べて練習後に短縮していた.〔結語〕2個の球を手掌で回転させる運動は,練習により習熟することで母指の運動範囲が狭小化し,球の軌跡長が短縮する.</p>

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参考文献 (3)*注記

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