医療関連職種基礎教育における災害看護の重要性
この論文をさがす
説明
近年、医療関連職種における災害対応教育の重要性が指摘され、医療職者への継続学習だけでなく、次世代を担う医療関連職種基礎教育としての災害医療教育が重要であるとされている。災害の現場において、看護職の役割は大きく重要である。今回、近隣の北陸地区(福井・石川・富山)4年制大学看護学科10校を対象に、公開されているカリキュラムから、看護基礎教育課程での「災害看護」の位置づけについて検討した。授業科目に「災害看護」の明記があるのは7校、授業科目名にはないが「成人看護対象論」科目内に含まれているのが1校、記載なし2校であった。医療関連職種としての基礎教育における災害看護学のデザインに、現任教育で行われているoff-the job trainingの要素を演習として取り入れ、継続した災害医療学習が可能な構造が必要であると考える。
収録刊行物
-
- 富山救急医療学会
-
富山救急医療学会 38 (1), 13-15, 2020-09-12
富山救急医療学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390850092192952832
-
- NII論文ID
- 130007981852
-
- ISSN
- 24348457
- 21854424
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可