第37回 富山大学 和漢医薬学総合研究所 民族薬物資料館

DOI
  • 池田 幸弘
    武田薬品工業(株) 千葉大学大学院薬学研究院創成薬学研究部門創薬科学講座創薬物性研究室

抄録

機会あって,富山大学の杉谷キャンパスにある和漢医薬学総合研究所民族薬物資料館を訪ねた。富山大学薬学部の前身である共立富山薬学校は、広貫堂資料館の稿1)で紹介したとおり、富山市や広貫堂をはじめとする多数の有志の寄付金により、私立学校として1893年に設立された。その後、富山市立薬学校、富山県立薬学専門学校、官立富山薬学専門学校、国立富山大学薬学部、富山医科薬科大学薬学部を経て、2005年に旧富山大学、富山医科薬科大学、および高岡短期大学が統合された際に、現在の富山大学薬学部となった。母体や名称は変わりながらも、薬に向き合う精神、すなわち「人々の健康を第一に考える奉仕の精神」と「よりよい薬を創出するための探求心」は連綿と受け継がれている。

収録刊行物

  • ファルマシア

    ファルマシア 57 (3), 222-223, 2021

    公益社団法人 日本薬学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390850247497947008
  • NII論文ID
    130007993281
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.57.3_222
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ